2013年 冬鮪 最終戦  by ACE

今年の玄界灘冬鮪 
イカバブルの一昨年、アベレージが良かった昨年と比較するとアングラー、各遊漁船は苦戦を強いられている
ヨコワは釣れているが、マグロサイズとなると数えるほど
 
もともと鮪狙いは大バクチ 釣れなくて当たり前よ! 
と慰められてもちっともココロが潤うことはない
 
一日中、浮かんで1投も出来なければ諦めもつく
もちろんそんな日もあるが、数投は出来るチャンスを船頭が苦労して作ってくれる
 
厳冬の海上で躰をキャビンから出して湧き上りを探り、やっと見つけたナブラにタイミングを図り風を読みベイトの動きを読みキャストし易い位置に船を着けてくれる
 
しかし、こちらは撃ち込むヘソを外す… 
それでも毎回何も言わずにナブラに着けてくれる
そんなヘッポコアングラーを責めもせず、期待に応えきれない自分のスキルに腹立たしいのが毎回の釣行
 
 
 
そんな船頭の期待に応えたい 2013年 冬鮪‘最終釣行日’

 
今回もよろしくお願いします
 
 
 
2013年2月11日 
呼子港を7時に出港 七里を目指す
 
天気はいいが、風がやや強めの8mほど
漁師さんに各遊漁船も集結
 
着いた頃は海鳥が慌しく飛んでいた
海面と海鳥を注視し湧き上りを探すも水柱が立たない
そのうち海鳥も消散し海面上の気配が消えた
 
 
 
潮と風が逆でジギるには厳しい状況ではあるが、水中は小イカで賑わっている様子
ジギで気配が出るまで待つことに
 
ほぼジギングが初めての初心者
最初はぎこちないシャクりも慣れた頃に
 
 「ウォ! ナンカキタゴタルデス」
 
 「ナンガ カカットットデスカ?」
 「コガンヒクトデスカ?」
 
聞きなれた佐賀弁と初めて体験するロッドを通した衝撃の率直な感想が癒される

 

風潮逆でやり辛そうだったので少しだけアドバイス
ジグセッティングもトラブルがないように少々手直し
着底の感触や見えないボトムでのジグイメージ等々
その直後だったので、自分が釣るよりすごく嬉しい
 
この日は完全に小イカパターンで、LR系のロッドにアタリが集中
この時期のジギはタイミングや運だけではない気がする
手持ちのロッドが固いなら、ちょっとやり辛く体力を消耗するけど ラインを出してラインスラッグでLRを演出してやるといいかも
 
 
 
午前中は海鳥を監視しながらジギってたが、午後になり海鳥が慌ただしく飛び回る
その海鳥たちの動きがかなり速い
 
サンマ? 小イカ? イワシ?
ベイトが見えない、跳ねもないので どのタックルを握るか迷う…
 
鳥山がかなり船に近づいた時、海鳥が小型のサンマを咥えている姿を若船頭が確認
対サンマタックルに持ち替えスタンバイ
ベイトが確認出来れば攻め方の組み立てが出来る
 
湧き上りを探し船をデッドスローで進めていた
 
すると目前にイカ絨毯!
今季遭遇したなかで最大級の規模!
水中に巻き込みながらマグロがイカを喰っている状況に遭遇!
 
「イカ!イカ! 玉がデカいよ!」
 
船長の声にすぐ反応
対イカタックルに持ち替えベスポジに着けた瞬間に渾身の第1投目
風に煽られ左に3mそれて着水 撃ち直しも考えたが5秒放置
すると放置したルアーの辺りで大渦が発生
 
 
 
喰ったのか???
 
 
 
すぐにティップに生体反応がありラインを引き出してゆく
 
 
 
いやっほぅ!
 
 
 
フロントデッキ左舷からミヨシ、さらにトモに移動
ロッドを持つ左上腕二頭が痛んでるのでハンドルを左右逆取り付けてたから若干やりにくいが10分ほどでランディング
 
 
 

やりぃ♪ 

 

 

 

待ってたよ~ 
29.5k  願いが叶った♪
 
まだまだ出そうなのでサカナの処理より時合い優先、次の玉を探す
 
 
 
「あそこにありますよ! うわっ、下にマグロがいっぱい付いてる!!!」
 
ただならぬ船長の声
その方向を見ると 立たないイカ玉で、水中で‘スパァーン’と喰われてる
イカ玉から船を離すと水柱を上げて激しく奪い合う
 
このパターンでのアプローチ
若船頭はベイトの移動する先にエンジンを切り、船を止めてキャストレンジに入れる
アングラーは我慢してレンジに入ったらタイミングを計りキャスト
 
しかし、ルアー1本の着水でマグロが沈んでしまう
今シーズン何度も経験したシビアで難しいパターン
 
そんななかでも何度かマグロの活性とタイミングよくキャストが決まったシュートもあったが海面が炸裂することなく90分の時合い終了
この日はかなり長い時合いでシューティングゲームを堪能させてくれた
おかげで来季に繋がりそうな得るものも大きかった
 
結果は1本だけだったが、至宝の1本
 
2013年の冬鮪最終戦を締めくくるに最高の日となった
 
 
 
毎年、シビアになる鮪ゲームにおいて‘捕る’体力やタックルも重要
しかしその前の‘掛ける’作業がないと始まらない
 
掛けてしまえば船長が最大限のフォローをしてくれる安心感がある
アングラー側の仕事は‘掛ける’こと
 
今後も‘仕事’を遂行できるように精進の日々デス
 
次は梅雨マグロ
飛び魚バブルが来ますように
 
 
 
最後になりましたが、赤身ジャンキーな小員に今季付き合ってくださった同乗の変態アングラーの皆さんと 
ヘッポコアングラーに愛想を尽かすことなく付き合ってくださった船長に心から御礼と感謝を申し上げます
 
ありがとうございました
 
 
 
 
 

タックルデータ
 
ロッド:MCW SM816(対サンマ)・846(対イカ)
リール:ソルティガ6000H
ライン:バリバスSMP6号
リーダー:よつあみ130LB+210LB
ルアー:オレンジデビル75g

2013年 冬鮪 その7  by ACE

2013年 冬鮪強化月間も残すところ2日間
 
最高気温4℃、風速8mの予報のなか鮪狙いの乗合い釣行
お世話になる船は呼子のサンライズ
 
なかなか乗れない船なのだが、今シーズンは昨年元旦12時スタートのTELアポ成果が出ている
また、ありがたいことにチャーターにお誘い頂いたおかげでビッグサイズを1本捕ることも出来た
 
しかしもうひとつの七里の旬、寒鰤を手中にしていない
残す2日間はもちろん鮪を中心に据えるが、この寒鰤もテーマとした
 
 
 

2月10日(土) 小雪がちらつく呼子港を6時30分に出港
港に係留されているサンライズのデッキには積雪2cm
さっむ~
 
妄想でパンパンのアングラーを乗せ七里を目指す
順調に航行中、壱岐沖に鳥山
ナブラの出かたからして どうやら鰤のよう
この海況なら七里のマグロの状況もいいはずと深追いせずスルー アララ・・・(^^;
 
程なくして七里に到着するが、マグロの気配はない 
ジギって待つことに

 

 

七里のピンでスゴい反応
 
前回の負傷でジギれないので小員は休憩
丁寧なシャクり方やティップが柔らかいイカパターンに合致したアングラー‘だけ’にパラパラ掛かる
2k前後のヤズが中心で、最大5kのヒラマサ
 
そのヒラマサ
締めて血抜き後、例の仕事にかかる 食す時間を逆算しウロコは取らなかった

 

 

こいつを掌に山盛りとって擦り込む

 

片面に山盛り1くらいの分量
そしてコレを氷間に
きっとこのアングラーは次から塩を持参するはず(^^)
 
 
 

到着後からマグロの気配がなかったが、14時半頃から気配がでてきた
慌ただしい海鳥の動き
 
   ヨコワ!ヨコワ!
 
ベイトは解らないが、広範囲で飛び出しながら 何かを喰っている
水中にイワシらしき反応があったのでソレか?
 
ベイトが見えないが広範囲にあちらこちらで出てる
狙いが定まらず、2投できるチャンスがあったが掛けきれない
そうこうすると穏やかな海に戻ってしまった
 
   クーッ!
 
 
 
そのまましばらく待ってみる
海鳥をマークしてたら水柱が上がった
近づくとイカ玉

 
歩くくらいの速度で泳いでいる
ストーキングしながら放るタイミングを図る
 

   ‘ボシュッ!’
 
 
 
吸い込むようなマグロとは違うタイプのナブラが出た
 
「多分、青物! 鰤ですよ!」 「鰤ならデカいです!」
 
間髪入れずにキャスト
キャスト後、7秒くらいそのまま放置していたレッドデビルにバキュームバイト
 
   ‘ボシュ!’
 
スラッグを取ると生体反応
 
「オッシャー♪」

 

 

11.2k 胴回りが立派な寒鰤

ランディングで超多忙な合間も操船しイカ玉をマークする若船頭
狙い通り キャストレンジで鰤パーティーが続発
ルアーを外しサカナを放置したまま胴の間からキャスト!
波紋の際、30cmの超どピンに着水
 

   ‘バシュ!’   キタ━(゜∀゜)━!
 

さきほどと同サイズ こちらも美しい体型♪
この時はフロントデッキのアングラーとダブルヒットだったが、一方は船縁フックアウト
 

この時の鰤ナブラは凄かった
連続して湧き続けてた訳ではないが、いったん湧くとその活性が凄く、養殖イケスに餌を撒いたときのようにイカ玉に狂って突進していた
 
船長曰く、今まで船に乗っててダントツナンバー1の鰤ナブラだったとのこと
ということは、また遭遇出来る可能性は低い
 
このチャンスでは5人がキャストし結果、船中3ヒット、2キャッチ
 
 

色々な意味で年々釣り難くなっているフィールドにアングラー側が進化して対応することが求められていると思う
予約が取れずになかなか乗れない船のフロントデッキに立つ責任は重い
 
‘1本の価値’‘ワンキャストの重要性’
 
このことを理解した上での釣行を心懸けたい
 
 
 
タックルデータ
 
ロッド:MCW SM816(対サンマ)・846(対イカ)
リール:ソルティガ6000H
ライン:バリバスSMP6号
リーダー:よつあみ130LB+210LB

 

2013年 冬鮪 その6  by ACE

先月末にお誘い頂いた3Daysプレミアムシート
運よくしかも想像以上の結果でミッションコンプリート
 
しかし経験不足とペース配分の不良で Dr診断は軽度の左上腕二頭筋の部分断裂
軽度とはいえ、2リットルのペットボトルが持てない…
 
ミッションコンプリートの余韻に浸っている暇はなく、2月初旬の赤味ジャンキーチャーターのため
先ずは病院に通い先生からテーピングの施し方と筋肉・関節の使い方を学んだ
 
ちなみに、痛みを感じるとパワーを巧く引き出せないから ロキソニンなんかで鎮痛しておくとパワーロスは少なくなるらしい
ただ、軽度では済まなくなると思うが… と釘を刺された
 
ハイシーズン終了まで2週間
治るのを待てないので前述のチカラ技で備えることにした
 
 
 
2月4日(月) 6時に呼子を出港
 
波浪注意報が出てたが風と潮が合致していて順調な航行
予報が予報だっただけに船が少ない
 
これはプレッシャーが低くてチャンスかも
前日はサンマのスーパーナブラ
フカセの横で手を出せなかったようだが稀に見るスーパーだった様子
 
しばらくうろうろして気配を探るが それらしき気配がないので七里ヶ曽根のなかでも やや水深が浅い瀬の上に移動
サンマで上ずっているはずなので、ブラインドでヨコワ、ブリ、ヒラマサを狙う
ブラインドでのキャスティングスタイル
 
海鳥がルアーに反応して遠くから急接近してくる
上ずっているときは海鳥もルアーに反応してついて来るのでこんな時は集中
 
小員のポジションはトモ
2投目、乗らなかったがバイトが出た
 
その直後、ミヨシの同船者にヒット
7kくらいのヒラマサを難なくキャッチ
 
そのあと小員が操るγ90に背中を出して2mの横っ飛びでルアーを引っ手繰る アグレッシブさは見事!
12.5kのヒラマサ  
 
そのあともキャストを繰り返すが マグロの気配はない
海鳥も消散しサカナの気配が消えてしまった
 
青物とマグロの気配がなく、ぼんやり待ってるのも暇なので生簀に生かしておいたスルメイカで泳がせ
スタンダップアラ狙い
残念ながら根掛かりで終了したが、ドキドキ感が堪らない
 
 
いきなり始まるスーパーナブラに備えカップラーメンと鯖飯で腹ごしらえ
そしたらお腹一杯になって そこからは記憶が途切れ…
 
目が覚めたら呼子港 
本日は船中ヒラマサ2本で終了
 

他船ではジギングでヤズがたくさん釣れた様子
腹には極小の子イカ
海の中は春の気配がしてきましたね
 
そろそろイカパターンの冬鮪も終了間近
次はいいイカナブラに当たりますように
 

本日の持ち込みタックル
 
ロッド:MCW SM816(対サンマ)・846(対イカ)
リール:ソルティガ6000H
ライン:バリバスSMP6号
リーダー:よつあみ130LB+210LB

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